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史学・文化財学科

開設の趣旨

社会のグローバル化と産業社会の成熟化が進展する21世紀においては、人類の歴史発展を総合的に理解するとともに、自然や伝統文化の大切さに深い理解を有する知性が求められます。平成21年度から、従来の史学科・文化財学科を統合して史学・文化財学科を開設し、日本や世界の多様な地域の歴史や伝統あるいは文化遺産を総合的に理解し、地域社会の発展に貢献することができる人材を育成します。

教育の特色

  • 歴史学分野では日本史と世界史、古代史から現代史まで、地域と時代を幅広く学べます。
  • 文化財学分野では、考古学・文化財科学から環境歴史学・文化遺産学まで多様な選択肢で学べます。
  • 副コース制の導入により、世界史、日本史・アーカイブズ、考古学・文化財科学、環境歴史学・文化遺産学コースのすべての領域にわたり、複数のコースの専門的学問を修得することができます。
  • 中学・高等学校の社会・地理歴史・公民の教員、博物館・資料館の学芸員、図書館の司書、更には文書館専門職(アーキビスト)への道を志すことができます。

学科の特色

世界史コース

ローマ史を中心とする西洋史、中国史とイスラム圏の歴史を中心とする東洋史および古代中南米史・古代文明史を中心とする世界文化史の領域で学びます。文献史料を用いた教室での学習に加え、毎年、世界各地に研修旅行に出かけ、「歴史の現場」で現地実習を行います。

日本史・アーカイブズコース

日本の古代史から近現代史までを、中世の荘園や城郭、近世の村落あるいは近代の外交などの分野を中心に、「地域」に視点を置いて幅広い分野で学びます。古文書の勉強はもちろん、現地の調査や絵図・絵巻物などの絵画資料も利用します。また、そのような文書を整理・保管・活用する文書館専門職(アーキビスト)の学習も行います。

考古学・文化財科学コース

考古学領域は先史考古と歴史考古の分野で、埋蔵文化財の発掘調査・資料データ整理・保存活用の方法論などを学びます。文化財科学領域は保存修復と保存科学の分野で、科学的手法による文化財の保存・科学装置を用いた歴史的な資料の分析や文化財保護について学びます。

環境歴史学・文化遺産学コース

環境歴史学領域は環境歴史と伝統文化の分野で、自然と人間の交流史の視点から文化財学のあり方や民俗学の視点から日本の歴史と文化を基底で支えた「わざ」について学びます。文化遺産学領域は世界遺産と文化観光の分野で、世界遺産とそのような文化遺産を生かした21世紀の観光のあり方について学びます。両分野とも世界遺産を訪ねる研修旅行を組み込んでいます。

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