特色ある科目
日本史特講II(中世史)
平安時代中期~戦国時代は、多くの政治的な変革や一揆・戦乱・飢饉など、危機の時代ですが、現代に繋がる日本社会の骨格が生まれた魅力ある時代でもあります。人々の日常生活が行われる地域社会に視点をすえて、史料をひもときながら、歴史の理解を進めます。
日本史特講III(近世史)
信長・秀吉・家康の時代を中心として、政治構造を軸に学びます。この時代は一般の人にもなじみ深い著名な時代ですが、毎回の講義ではそれぞれテーマを決めて、学説の紹介や歴史学としてどのように考えればよいのかを具体的に解説します。
世界史特講I(東洋史)
中国の歴史は目まぐるしい王朝交代の連続ですが、目をこらすとその様な政治変動の背後に大きな歴史発展の潮流があることに気付きます。この授業では、中国社会の変革期に焦点を当てながら、唐に到る歴史展開の過程を鳥瞰し、高校世界史では語られなかった中国史の面白みに迫ります。
世界史特講III(西洋史)
地中海地域がローマ世界に統合されていく過程を、一つの地域に焦点を当てて考察します。地中海地域の一つであるガリアは南部のナルボネンシス(現フランス南部)を中心として発展し、「ここは属州というよりもむしろイタリアである」(大プリーニウス)といわれるまでになりました。講義ではそのような繁栄をとげた中心的なローマ都市をとりあげ、その社会のローマ化の様相を明らかにします。
考古学特講II(弥生・古墳時代論)
この時代は農耕の開始によって農耕集落が成立し、これを基礎に大小のクニが出現し、やがてヤマト政権の成立にいたる激動の時代といえます。農耕文化の発生、環濠集落、共同墓地や首長墓、前方後円墳などについて発掘調査の成果をふまえつつ、遺構・遺物論の立場で検討し、日本列島における農耕集落の発達と国家成立の過程について学ぶことができます。
環境歴史学特講I
自然と人間との世界の距離を計る「環境歴史学」の発展編。概論をふまえて「環境歴史学」の登場までの歴史と「環境歴史学」からどのように新しい歴史を組み立てるのかを講義します。
民俗学概論
日本民俗学の研究対象は幅広く、日本人の生活文化全般にわたります。民俗学概論では奥山と里山、海原と里山など日本人の空間把握から始まり、他界観、霊魂観など日本人の基層文化を学びます。














