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本学附属博物館は昭和29年上代文化研究所の附属施設として開設され、昭和55年に別府大学附属博物館として開館し、今年開設50周年を迎えました。平成11年には歴史文化総合研究センター(附属博物館新館)が開館し、九州では最大規模の大学博物館となりました。
本館の特色は、考古学資料を主体にした歴史系博物館で、しかも収蔵・展示している資料の大半が、本学史学科の考古学研究室および附属博物館独自の学術調査による一括資料で占められている点で、学界でも高い評価を得ています。さらにこの博物館が学芸員課程受講生の実習施設として、将来の学芸員としての具体的な知識と技術を身につける実践の場となっていることも特色です。
また、芸術文化学科の実習の場としても活用され、多様な用途に対応ができるようになっています。
博物館は学生の利用はもとより、学外の研究者、あるいは小・中学校の社会科の授業の一貫として、また地域の人々の生涯学習の施設としても常時一般に開放されており、地域社会からも大きな関心が寄せられています。
学術研究機関としても、毎年学術発掘調査や学術研究成果の出版刊行活動などを盛んに行っており、本学の教育・研究に大きく貢献しています。
博物館と学芸員
博物館は生涯学習と学術研究の機関として位置づけられ、特に、最近では生涯学習の面においてその重要性が指摘されています。博物館は資料の収集・整理保管・調査研究・展示の4つの機能をもっていますが、対外的には文化財に関する教育普及の機能をもっていると言えます。具体的には博物館資料という「もの」と展示室収蔵室などの建物・施設という「場所」、この二つを活用して博物館見学者・利用者という「ひと」に各種の「はたらきかけ」すなわち教育普及が行われているのです。ところで、博物館で最も重要な「はたらきかけ」を実際に行うのが、博物館の専門職員である「学芸員」です。この学芸員は各資料に対する専門的な知識と、その資料が持つ情報を、いかに多く、しかも効率的に、見学者に伝えることができるかという博物館的知識や技術が求められます。そのためには各学問分野での学術研究と、学芸員としての基礎的かつ専門的な学習の機会が必要となります。それに応えるものとして、本学には昭和40年(1965)から将来の博物館専門職員としての学芸員を養成する「学芸員課程」が開講されています。この学芸員課程は、国文学科・英文学科・史学科・芸術文化学科・文化財学科のカリキュラムの中に含まれており、学芸員となる資格は関係科目を履修することによって取得できます。この関係科目の履修で、特に「博物館実習」は学芸員課程で力を入れているものの一つで、実習の場である本学の附属博物館で行われています。 |
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